昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、週末を控えてドルやポンドの買い戻しが優勢となった。米12月消費者物価指数は、市場予想通りの結果となり、影響は限定された。またNYダウは、一時203ドル安まで下落後は、下げ止まりを見せたが、リスク志向の動きには繋がっていない。  ポンドドルは、1.2710の安値から「ブレグジットの期限が延長される」との一部報道を受けて、1.2851まで急騰したが、英政府報道官が延長の可能性を否定したことで、一時売り戻されたが、その後1.2867まで高値を更新、ユーロドルは、一部の大口の売りフローで、1.1458まで下落後も安値圏で推移、ドル円は小動きながら米長期金利の低下を受けて108.15まで下落後、108.60まで一時買いが優勢となった。  一方クロス円では、ユーロ円が124.24まで下落、ポンド円は137.65から139.50まで上昇、オージー円は78.36から77.91まで利食いに押され、NZD円は74.12から73.81まで下落後74.15まで上値を塗り替えた。またカナダ円は、原油の反落を受けて82.17から81.63まで売りに押された。