昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、揉み合い気味の展開の中、米週間新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことなどもあり、昨日のドル売りの巻き戻しが優勢となった。NYダウは、メーシーズやアメリカン航空の弱い決算に加えて。パウエルFRB議長が、バランスシートの縮小に関して、正常に戻す姿勢を示したことで、一時175ドル安まで下落後、プラス圏を回復した。  ドル円は107.77を安値に108.52まで反発、ユーロドルは1.1570から1.1485まで売りに押され、ポンドドルは1.2729から1.2782で上下した。  一方クロス円では、ユーロ円は124.36から124.78で上下、ポンド円が137.46まで下落後138.38まで反発、オージー円は77.96、NZD円が73.59、カナダ円が82.00まで買い戻された。