昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、大きな材料の無い中、米中次官級通商協議やトランプ大統領の演説を睨んで様子見ムードの強い展開に留まった。米中次官級通商協議は、結論は出ていないが、3日間に延長されたこと、トランプ大統領が「対中交渉はうまく行っている」と話したことが、ポジティヴと捉えられた。ただ、NYダウは、一時333ドル高と堅調に推移するも、リスク志向の動きは強まっていない。   ドル円は、東京夕方の109.09の高値から108.44まで下落、ユーロドルは1.1470から1.1420で上下し、ポンドドルは1.2708まで売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が124.12、ポンド円が137.99まで売りに押され、オージー円は77.85を高値に77.31まで値をさげ、NZD円が72.90、カナダ円が81.42まで下落した。