昨晩の海外市場は、メイ首相が不信任投票で勝利するとの観測からポンド中心にドル売りが優先となった。ゴーブ英環境相や閣僚の多くが、メイ首相の支持を表明したことで、ポンドは買い戻しが優勢となった。米11月消費者物価指数は、予想通りの結果で影響は限定された。また、NYダウは400ドル超えの上昇後は、利食いに押されて引けた。 ドル円は113.52を高値に113.15まで下落、ユーロドルが1.1380まで値を上げ、ポンドドルは1.2671まで買い戻された後、続投報道から1.2672まで再上昇後、織り込みから1.2593まで売りに押された。 一方クロス円では、ユーロ円が128.87まで上昇、ポンド円も143.47まで一時上昇、オージー円は81.64、NZD円が77.38まで値を下げ、カナダ円は、原油在庫の減少を受けて84.98まで上昇後、原油価格の下落を受けて84.68まで売りに押された。