昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、株価の上下やブレグジット絡みのニュースで、相場が荒れた展開となった。NYダウは210ドル超えの上昇後、アップルの下落などもあり、300ドル安まで一時値を下げた。また米10月消費者物価指数は、予想通りの結果となるも、エネルギーと食品を除くコア指数が前年比で予想を下回ったことがドルの上値を抑えた。  ポンドドルは、「メイ政権は、DUPが合意案を支持することに自信を示している」と一部メディア報道を受けて1.3036まで上昇も、ブレグジット協定の草案を巡って英閣議の話し合いの揉み合いが伝わり、1.2882まで下値を拡大後、最終的にメイ英首相が、声明で「草案が閣議決定をした」と表明したことで1.3073まで買い戻された。また、ユーロドルは1.1263から1.1348で上下、ドル円は114.01から113.30まで一時売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円は128.28から129.23まで上昇後、128.13まで下値を拡大、ポンド円は148.37から145.35まで下落後148.42まで反発と上下に荒れた展開、オージー円が82.38から81.80、NZD円が77.47から76.34、カナダ円は86.25から85.53で上下する展開となった。