NY中盤

 NY中盤までの動向は、株価の反発を受けて、リスク回避の巻き戻し的なドル売り、クロス円の買いが優勢となった。  ドル円は、米中貿易摩擦の緩和期待を背景に114.15まで上昇後も113.77との揉み合い、ユーロドルは、総じて弱目の独・ユーロ圏11月ZEW景況感指数にも1.1294まで買い戻しが優勢となり、ポンドドルは、英閣僚からブレグジット交渉に対する楽観的な見解が相次ぐ中、英国とEUがハードボーダー回避で合意と伝わり1.3048まで一時上昇した。  一方クロス円では、ユーロ円が128.76、ポンド円が148.75まで上昇、オージー円は82.38を高値、NZD円も82.39を高値に高止まりしたが、カナダ円は86.30から85.81まで一時売りに押された。