昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、NY市場が休場で主だった材料の無い中、NYダウが600ドル超え安まで下落したことで、リスク回避のドル買い、円買いが強まった。  ドル円は、東京午後の114.21を高値に113.66まで下落、ユーロドルが1.1216まで売りに押され、ポンドドルは、1.2828を安値に、バルニエEU首席交渉官が「離脱協定について、主要項目が13日にも英内閣に示される準備が整った」と発言したとの報道を受けて1.2937まで反発したが、英首相報道官が懐疑的との見方を示し、再び売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が127.65まで下落、ポンド円は147.27まで反発後146.08まで売りに押され、オージー円が81.66まで下落、NZD円は76.90まで反発後76.36まで値を下げ、カナダ円は、軟調な原油価格を受けて85.87まで売り押された。