昨晩の海外市場は、ドル売りが優勢となった。英MPCがタカ派姿勢を維持したこと、米10月ISM製造業景気指数が予想を下回ったことなどから、直近のドル買いに巻き戻しの動きが優勢となった。一方NYダウは、トランプ大統領がツイッターで「中国の習近平国家主席と貿易や北朝鮮問題を巡り非常に良好な対話を持った」、「来月開催のG20首脳会議で首脳会談を行う見通し」と発言したことで、リスク志向の動きを強めた。 ドル円は112.61まで下落、ユーロドルが1.1424、ポンドドルは1.3035まで買い戻された。 一方クロス円も、リスク回避の巻き戻しが優勢。ユーロ円が128.77、ポンド円が145.90、オージー円が81.27、NZD円が75.06まで反発、カナダ円は86.31まで一時買いが優勢となったが、軟調な原油価格に、高値圏は維持できていない。