昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、アジアからの流れを引継ぎNYダウが一時550ドル安まで下落したことで、リスクオフが強まるも、その後NYダウが30ドル安まで反発したことで、巻き戻しが優勢で引けた。米10月リッチモンド連銀製造業景気指数が、市場予想を大幅に下回ったことや質への逃避から米長期金利が低下したこともドル相場の上値を押さえた。 ドル円は、111.96の安値から112.48まで反発、ユーロドルは、欧州委員会が、イタリアの2019年度予算案を差し戻し、3週間以内に再提出するように求めたことで1.1449まで下落後、1.1493まで反発、ポンドドルは、「欧州連合が関税同盟やバックストップ措置について新たな提案を行う可能性」との一部報道を受けて1.3044まで上昇後、1.2970まで売りに押された。 クロス円では、ユーロ円は128.21の安値から129.09まで反発、ポンド円が146.41まで上昇後145.30まで一時売りに押され、オージー円は79.05を安値に79.72、NZD円が73.26から73.76、カナダ円は85.36から85.95まで買い戻された。