昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、主な経済指標の発表のない中、株価の動きに一喜一憂する形も、ドルが堅調な推移となった。 ドル円は、小動きながら112.89まで上昇、ユーロドルは、イタリア予算案への警戒感から1.1456まで軟調推移、ポンドドルは、メイ首相の議会演説を控えて、北アイルランドの民主統一党が、英保守党のユーロ懐疑派の修正案を支持するとの報道を受けて、1.2957まで下落した。またメイ首相は議会で「EU離脱交渉は95%決着。合意は間近」と述べながらも北アイルランド巡るEU案を改めて拒否した。 一方クロス円では、ユーロ円が129.22、ポンド円が146.06、オージー円が79.80、NZD円が73.81、カナダ円が85.91まで値を下げた。