昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、株価の大幅反発を受けて、リスク回避の展開に巻き戻しが出るも、大きな動きとなっていない。NYダウは、米企業の好決算を受けて一時566ドル高まで反発した。また米9月鉱工業生産指数は予想を上回ったが、設備稼働率が下回り影響は限定された。  ドル円は112.34まで買いが優勢となり、ユーロドルは、弱い独・ユーロ圏9月ZEW景況感指数を受けて1.1566まで下落後、イタリアの予算案に対する懸念が和らぎ1.1621まで反発も、一過性の動きに留まり、ポンドドルもEU当局者とメイ英首相のブレグジット協議への期待感などから1.3236まで上昇後売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が129.58から130.30まで反発、ポンド円が148.42、オージー円が80.21、NZD円が74.03、カナダ円が86.88まで買い戻しが優勢となった。