東京午前

 東京午前の動向は揉み合い気味。ただ、軟調な日経平均株価が円の下値を支えている。  週末、ムニューシン米財務長官が、「これからの貿易交渉では、どの国とも為替問題を協議していく。日本を例外にすることはない」と言及したこと、アジア株式市場が軟調となっており、株価に売り圧力が強まっている。  ドル円は112.28から一時111.94まで下落したが、その後押し戻された。ユーロドルは、週末の独バイエルン州議会選で、与党が歴史的大敗となったが、影響は薄く1.1535から1.1566で推移、ユーロ円は129.75から129.29まで一時売りに押された。  尚、午後に安倍総理は、来年10月1日からの消費税の増税を閣議決定する模様。