昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、NY株価の動きに一喜一憂する形が続いた。NYダウは414ドル高からスタートした後、52ドル安まで一時値を下げたが、その後反発し287ドル高で引けた。米10月ミシガン大消費者信頼感指数は、予想を下回った。また米10年物国債利回りは前日比若干上昇したが影響は限定された。  ドル円が112.50を高値に111.88まで下落後、再度112.25まで反発、ユーロドルは、1.1610を高値に、エッティンガー欧州委員のユーロ高けん制発言を受けて1.1535まで下落、ポンドドルも1.3258を高値に、コーヴェニー・アイルランド外相が「ブレグジット交渉は、まだ何も合意しておらず、ここ最近の楽観的見方は根拠となるものが少ない」、北アイルランド民主統一党議員が、「ブレグジット交渉が悪い結果となれば、メイ首相の不信任投票も」と述べたことで1.3146まで売りに押された。尚「英国とEUは、来週15日にもブレグジット協議の進展について公表する」と伝わっている。  一方クロス円では、ユーロ円が129.36、ポンド円が147.18まで値を下げ、オージー円が80.17から79.51、NZD円が72.77、カナダ円が85.76まで一時下落した。