昨晩の海外

 海外市場の動向は、今週のイベントを控えて、ドルが上下する展開となった。また、対中貿易収支に対する懸念が残っていることやローゼンスタイン米司法副長官が辞意を表明したことなどもあり、NYダウが一時200ドル近い下落となったが、影響は限定された。  ユーロドルは、独9月ifo景況感指数が、予想を上回ったことやドラギECB総裁が、欧州議会で「ユーロ圏の基調的インフレはかなり力強い」と述べたことで、1.1815まで上昇も、その後売りに押され1.1744まで下落、ポンドドルは、先週末のメイ首相の発言を受けた下落から巻き戻しが優勢となり、対ユーロでの買い戻しのあり1.3162まで上昇、ユーロポンドは0.8935まで売りに押された。またドル円は、112.43を下値に112.84までじり高となった。  一方クロス円では、ユーロ円は132.35から133.07で上下、ポンド円が148.31まで上昇も、オージー円が82.02から81.60、NZD円が75.18から74.82、カナダ円が87.22から86.95で揉み合いとなった。