金曜日の海外市場は、強い米8月雇用統計を受けて、一時ドル買いを強めたが、午後になって、トランプ米大統領が「中国からの輸入品2670億ドル相当への追加関税を賦課する用意がある」と表明したことで、NYダウが170ドル超えの下落となり、ドルの上値を抑えた。米8月非農業部門雇用者数は+20.1万人、平均時給が約9年ぶりの高い伸びとなり、次回FOMCでの利上げ見通しが高まり、米10年物国債利回りは、一時2.29479%まで上昇した。
ドル円は、111.25まで反発後、110.75まで売りに押され、ユーロドルが1.1551まで下落、ポンドドルは1.3028を高値に1.2909まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が128.02、ポンド円が142.61、オージー円が2016年11月以来の78.69の安値、NZD円が72.40まで下落、カナダ円は84.64からが83.98で上下した。 金曜日のポジションは、ドル円の売り110.65、110.95と111.20の売りを110.87で決済、ユーロドルの1.1645の売りを1.1595でオーダー通り利食ったが、その後の1.1590と1.1555の買いは、1.15584で損切した。従って、デイでは+0.431円、月間損益は+2.28円、累計損益は+31.05円となる。