昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドルの売り戻しが優勢となった。米経済指標としては、7月景気先行指標が予想を上回ったが、8月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回り、ドルの上値を抑えた。  ドル円は、「トルコ裁判所がブランソン米牧師解放の控訴を却下」との報道で110.32まで下落したが、NY午後に「米中両国の当局者は貿易問題の行き詰まりを打開するため、11月に首脳会談を実現させることを視野にロードマップを作成中」との米紙報道を受けて110.66まで反発、NYダウも160高まで上昇した。またユーロドルが1.1445、ポンドドルは1.2698から1.2753まで反発した。  一方クロス円では、ユーロ円が125.58の安値から126.61、ポンド円は140.24から141.17、オージー円は80.60から80.12、NZD円が72.78から73.38まで値を戻し、カナダ円は、強い加7月消費者物価指数を受けて83.85から84.76まで買い戻しが優勢となった。