昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ECB月報で、世界経済の下振れリスクが指摘されたこと。米国がロシアの制裁を発表したことや新興国通貨売りが止まらないことで、ドルや円の買い戻しが優勢となった。米7月生産者物価指数が予想を下回り、米長期金利が下落したが、ドル売りは限定された。   ドル円は111.19から110.86で揉み合い推移、ユーロドルが1.1608から1.1523まで下落、ポンドドルは、1.2913から1.2820まで下落した。  一方クロス円では、ユーロ円が128.04、ポンド円が142.38、オージー円が81.92、NZD円が73.40、カナダ円は84.96まで売りに押された。