NY午前の動向は、米FOMCの発表を控えて揉み合い気味も、NYダウがマイナス圏に下落したことで、直近の円の買い戻しが優勢。米財務省が、来週の長期債入札を前回の730億ドルから50億ドル増額すると発表したことで、米10年物国債利回りが3.00%まで一時上昇したが、ドル買いは強まっていない。また、米7月ADP全米雇用報告が予想を上回り、7月ISM製造業景気指数が予想を下回ったが影響は限定された。 ドル円は111.71まで下落、ユーロドルも1.1700から1.1655まで売りに押され、ポンドドルは1.3145まで一時買い戻された。 一方クロス円では、ユーロ円が130.36、ポンド円が147.16から146.58、オージー円が82.71、NZD円が75.89まで下落、カナダ円は85.88から86.29で上下した。