昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、日銀の政策決定や「米国と中国は貿易戦争の緊張緩和を目指して協議を再開することを検討」との一部報道などから、円売りが続いた。またNYダウは一時180ドル近い上昇となったが、米経済指標の影響は限定された。米6月米個人消費支出・個人所得、コアPCEデフレータ-、S&Pケース・シラー住宅価格指数などは市場予想通り、7月シカゴPMIや消費者信頼感指数が予想を上回ったが、反応は大きく見えなかった。ドル円111.96まで上昇、ユーロドルが1.1689、ポンドドルは1.3090まで下落した。  一方クロス円では、ユーロ円が131.16、ポンド円が147.02、オージー円が83.27、NZD円が76.30、カナダ円は、強い5月GDPを受けて86.06まで買いが優勢となった。