昨晩の海外市場は、トランプ大統領が、「利上げは米国を不利な立場にする」とFRBの政策を批判、「ドル高は我々に不利益を与える」と発言したことで、一時ドル売りが拡大した。ただ、その後ホワイトハウスが「トランプ米大統領はFRBの独立性を尊重する」と声明を出したことで、ドルは下げ止まりを見せた。米経済指標としては、週間新規失業保険申請件数や7月フィラデルフィア連銀景況指数が強い内容となったが、ドル買いは限定され、NYダウは、150安まで下落し安値圏で引けた。
ドル円は、113.17まで高値を更新後112.06まで一時急落、ユーロドルは、1.1575の日中安値から1.1679まで反発、ポンドドルも1.2958から1.3050まで値を戻した。
一方クロス円では、ユーロ円が130.73、ポンド円が146.17、オージー円が85.60、NZD円が75.71、カナダ円が84.69まで売りに押された。