昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、総じて揉み合い気味もドルが軟調な展開。米6月小売売上高は、予想比変化はなかったが、前月分が上方修正、NY連銀製造業景気指数が予想より強い結果となったが、ドル買いは限定された。またトランプ大統領とプーチン大統領の会見の内容が伝わっているが、特に影響はなかった。  ドル円が112.53から112.23まで下落、ユーロドルが1.1725まで一時上昇、ポンドドルは、メイ首相のEU離脱法案の修正案の下院での審議に対する懸念で1.3294から1.3218まで売りに押された。  一方クロス円は総じて小動きながら軟調気味で、ユーロ円が131.70から131.41、ポンド円が149.33から148.53、オージー円が83.66から83.23、NZD円が76.31から75.96まで売りに押されたが、カナダ円は、原油価格の下落にも85.37から85.65の上下の動きに留まった。