昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、揉み合い気味ながらも米6月消費者物価指数が、前月比でわずかながら市場予想を下回ったことがドルの上値を抑えた。また、ムニューシン財務相が、中国との再協議に参加するとの報道からNYダウが240ドル近い上昇となり、円売りも続いた。ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が「FRBは3.00-3.25%まで金利を引き上げる可能性もある」、パウエルFRB議長は、「斬新的な利上げ結果に満足している」、「インフレは我々の目標にかなり近づいている」と述べたが、影響は限定された。  ドル円が112.63から112.36、ユーロドルが1.1649から1.1696、ポンドドルが1.3181から1.3246で上下した。  一方クロス円では、ユーロ円が131.48、ポンド円が148.91、オージー円が83.42、NZD円が76.30、カナダ円が85.53まで上昇した。