東京概況

 東京市場の動向は、良好な株価を受けて、円売りが続ている。  ドル円は112.46までじり高、ユーロドルは1.1671から1.1684で揉み合い、ポンドドルは1.3190から1.3226まで買い戻しが優勢となった。  一方クロス円では、ユーロ円が131.40、ポンド円が148.66、オージー円が83.06、NZD円が76.12、カナダ円が85.24まで値を上げた。  一部で、トランプ大統領が、即時に加盟国が、NATOの負担金を引き上げない場合、NATOからの米国の離脱を示唆したと報じられたが、市場の反応は鈍い。  通常ならリスク回避の展開にならなければならないが、ちょっと不思議。ただ、逆にこういった話は後から利いて来ることもあるので注意。