昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドル買いが優勢となった。米6月卸売物価指数が予想を上回ったこともあるが、「中国は新たな報復措置を検討している」との報道などから総じて米中貿易戦争の懸念がリスク回避的な株売り、ドル買いを誘った形となった。  ドル円が110.98から112.17まで上昇、ユーロドルは、1.1758から1.1666まで売りに押され、ポンドドルは、1.3200まで下落した。  一方クロス円では、ユーロ円が130.96、ポンド円が148.14、オージー円は82.74、NZD円も75.86、カナダ円は、カナダ中銀の利上げを受けて85.17まで一時上昇したが、一定の織り込みや原油の下落が上値を抑えた。