昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドル売りが優勢となった。米6月フィラデルフィア連銀製造業指数が、4年ぶりの低水準となり、5月景気先行指数も予想を下回り、NYダウは一時230ドル近い下落となった。  ドル円が109.84まで下落、ユーロドルは、ユーロ懐疑派のバニャイ氏が伊上院財務委員会の委員長に指名と報じられたことで1.1509まで売りに押された後、1.1634まで上昇、ポンドドルは、英中銀が政策金利の据え置きを発表し1.3102まで下落後、議事録で利上げ支持が2人から3人に増えたことを受けて、1.3270まで反発した。  一方クロス円では、ユーロ円が127.00から128.00、ポンド円が144.60から146.23まで反発、オージー円は81.69から81.09まで下落、NZD円は75.43から76.89で上下、カナダ円が82.49まで売りに押された。