昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米中貿易戦争に対する懸念を受けた株安からリスク回避の展開が続いたが、一旦NYダウが下げ止まりを見せたことで、巻き戻しが優勢となった。NYダウは一時420ドルの下落から287ドル安で引けた。 ドル円は109.55の安値から110.10まで反発、ユーロドルは、ドラギECB総裁が、利上げについて慎重な姿勢を示したことで1.1531まで下落後、1.1588まで値を戻し、ポンドドルは、引き続きブレグジット法案の議会での採決に対する懸念から1.3151の安値示現後も安値圏で揉み合った。  クロス円では、ユーロ円が126.65から127.47まで買い戻しが優勢となり、ポンド円は144.39まで安値を拡大、オージー円が80.63の安値から81.30、NZD円が75.50から76.04、カナダ円は82.56から83.00まで買い戻し気味となった。