G7サミットでは、宣言では焦点の通商問題に関しては、「ルールに基づく貿易の重要性を強調し、保護主義と引き続き闘う」と明記された。 ただ、早退したトランプ米大統領は、閉幕後にツイッターで、議長国の加トルドー首相の会見内容に不満を示した上で、「米市場に大量に流入する自動車への関税を検討しており、コミュニケを承認しないよう指示した」と明らかにした。また、トランプ大統領が提案したロシアのサミット復帰は、宣言に盛り込まれなかった。 さて、この亀裂を受けて、週初のマーケットがどういった反応を示すか注目だが、どうぜ、G7としては、具体的な行動は難しく、影響は少ないのかもしれない。