昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ロンドンやNY市場が休場で動意に薄い中、イタリアの政局不安からユーロ売り、ドル買いが継続した。  ユーロドルは、伊大統領がユーロ懐疑派の財務相の就任を認めず1.1728まで反発後、政局に対する懸念が続き、年内再選挙の可能性が高まったことで1.1608まで下値を拡大、ポンドドルも1.3297まで売りに押された。一方ドル円は、クロス円の売りに圧迫され109.62から109.24まで値を下げた。  クロス円では、ユーロ円が128.54から126.86、ポンド円が146.19から145.33、オージー円が83.08から82.44、NZD円は76.28から75.85が、カナダ円が84.49から83.98まで売りに押された。