昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドルが堅調な推移で引けた。米4月耐久財受注や5月ミシガン大学消費者信頼感指数の確報が予想を下回り、米10年物国債利回りが低下するも影響は限られた。  ドル円は、109.12まで一時下落したが、総じて揉み合い気味も、ユーロドルは、予想を上回る独5月ifo景況感指数を受けて1.1734まで反発後、スペインの政治不安を受けて欧州株が大きく調整、更に引け際に、ムーディーズがイタリアの格下げを検討しているという報道が流れ、1.1646まで下値を拡大、ポンドドルも1.3378から1.3295まで売りに押された。  一方クロス円は、軟調な展開が続いた。ユーロ円が128.53から127.15、ポンド円が146.58から145.28まで売りに押され、オージー円も83.18から82.41、NZD円が75.98から75.39、カナダ円が85.02から84.05まで下落した。