昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、トランプ米大統領が、米朝首脳会談の中止を発表したことで、一時リスク回避の動きを強めたが、280ドル安まで下落したNYダウが、再開の可能性もあると示されたことで、1ケタ台のマイナス圏に値を回復したことで、影響は更に拡大していない。米経済指標としては、3月住宅価格指数や44月中古住宅販売件数は、予想を下回ったが影響は限定された。  ドル円は、109.77を頭に108.96まで一時下落、ユーロドルは、ECB議事録で景気に懸念が示されたが、1.1750まで反発、ポンドドルは、英54月小売売上高が市場予想より上振れたことで、1.3422まで上昇後1.3355まで売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が、128.88から127.72、ポンド円が147.28から145.70、オージー円が82.39、NZD円が75.37、カナダ円が84.44まで売りに押された。