昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米長期金利の上昇を受けたドルの堅調が続いた。米5月フィラデルフィア連銀製造業指数が、市場予想を大幅に上回ったこと、米4月景気先行指数は、市場予想通りも3月分が上方修正されたことで、米10年物国債が、3.121%まで直近利回りを上回ったことが、ドルを支えた。  ドル円は110.86までじり高、ユーロドルは、イタリアの政治懸念から1.1776、ポンドドルは、メイ首相が、英テレグラフ紙が報じた「英国は関税同盟にとどまる」との報道を否定したことで、1.3475まで下落した。  一方クロス円では、ユーロ円が130.85から130.28、ポンド円は149.85から149.07で上下、オージー円は83.39を高値に上値は重く、NZD円が76.04から76.33で小動き、カナダ円も86.79を上値に86.35まで調整した。