昨晩の海外0504

 昨晩の海外市場は、米中通商問題に対する懸念からドル買いや円買いが優勢となった。米経済指標としては、3月貿易赤字は改善を見せたが、4月ISM非製造業景況指数は予想を下回ったが、影響は限定された。  ドル円は、米長期金利の低下を受けて109.75から108.93まで下落、ユーロドルは、弱いユーロ圏4月消費者物価指数の速報値を受けて、1.2009から1.1950まで下落、ポンドドルも予想を下回る英4月サービス業PMIを受けて、1.3630から1.3538まで値を下げた。  一方クロス円では、NYダウが一時400ドル近い下落となり、売りが強まった。ユーロ円が131.68から130.28、ポンド円が149.47から147.62、オージー円は、82.59から81.76、NZD円が77.14から76.54、カナダ円が85.43から84.47まで売りに押された。