昨晩の海外市場は、株価の反発スタートを受けて、一時リスク回避の動きが和らぐも、NY午後に、一時240ドル高まで上昇したNYダウが、500ドル近い下落となり、円の買い戻しを強めて引けた。 米経済指標としては、3月消費者信頼感指数が予想を下回ったことやトランプ米政権が中国企業による米企業買収を制限する緊急事態法を検討しているとの報道なども嫌気された。 ドル円は105.90まで上昇後、米長期金利の低下もあり105.34まで押し戻され、ユーロドルは、ユーロ圏3月経済信頼感が予想を下回ったことなどから1.2373まで弱含み、ポンドドルも1.4066まで値を下げた。 クロス円では、ユーロ円が130.58まで売りに押され、ポンド円は148.94を下値に149.87まで反発も上値を押さえられ、オージー円が80.66、NZD円は76.45、カナダ円がも81.69まで下落した。