昨晩の海外市場は、米中貿易戦争に対する懸念も、米国と中国が、貿易戦争回避の目的で、水面下で協議を開始するとの報道を受けて、巻き戻しの展開となった。またNYダウは一時670ドル近い反発となり、クロス円に買い戻しが優勢となった。 ドル円は、104.85を安値に、金朝鮮労働党委員長が中国を電撃訪問との報道などもあり105.48まで反発、ユーロドルは、期末に向けたクロスでの買いが支え1.2462、ポンドドルも1.4245まで値を上げた。また期末の買いで、ユーロポンドは0.8717から0.8763まで値を上げた。 一方クロス円では、ユーロ円が131.38、ポンド円が150.11、オージー円が81.73、NZD円が76.99、カナダ円も82.05まで買いが優勢となった。