昨晩の海外市場の動向は、引き続き米中貿易摩擦に対する懸念から、リスク回避の動きが相場の上値を抑えた。米経済指標は、2月耐久財受注が強かったが、新築住宅販売件数が弱く、複数のFRB要人が、貿易摩擦に対する懸念を示したが、総じて影響は限定された。またNYダウは一時150ドル高まで反発するも、引けにかけて450ドル近い下落で引けている。 ユーロドルは1.2374、ポンドドルが1.4172まで一時上昇、ドル円は105.29を戻り高値に104.66まで再下落もこれを維持して揉み合い気味で引けた。 一方クロス円では、ユーロ円が129.98、ポンド円が148.98、オージー円が81.47、NZD円が76.43まで反発後売りに押され、カナダ円は、強い2月消費者物価指数を受けて82.06まで反発後、押し戻された。