昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、トランプ政権が、中国製品に高関税を課す制裁措置を決定するとの思惑からNYダウが一時500ドル近い下落となり、リスク回避の展開となった。ただ、トランプ大統領が、中国への知財侵害関税500億ドル相当を発表後は、巻き戻しが出たが、引けにかけてNYダウ700ドル近い下落となり、円買いを再度強めて引けた。  ドル円は105.26円の安値から105.81まで反発後再度安値圏を目指し、ユーロドルは1.2385から1.2286まで下落、ポンドドルは、英中銀が政策金利の据え置きを決定したが、2人の委員が利上げ票を投じていたことで、1.4219まで上昇後1.4076まで失速した。  クロス円では、ユーロ円が129.50まで売りに押され、ポンド円は150.19の高値から148.27まで下落、オージー円が80.98、NZD円が75.89、カナダ円が81.31まで一時下落した。