昨晩の海外市場は、コーン米NEC委員長の辞任報道や米貿易収支の悪化を受けたリスク回避の動きも、良好な2月ADP全国雇用報告やベージュブックを受けて、NY株価が持ち直したことで、一服となった。 ドル円は105.51から105.22まで上昇、ユーロドルは1.2444から1.2385まで売りに押され、ポンドドルは1.3846まで一時値を下げた。 クロス円では、ユーロ円が131.75、ポンド円が146.23の安値から147.57まで反発、オージー円は83.05、NZD円が77.35まで買いが優勢となったが、カナダ円は、カナダ中銀の政策金利の据え置きを受けて81.42まで下落後、ホワイトハウス筋からカナダは鉄鋼・アルミニウムの追加関税の例外になる可能性との話が伝わったことで83.33まで反発した。