昨晩の海外0302

 昨晩の海外市場は、米1月個人所得やPCEコアデフレーター、2月ISM製造業景況指数の強弱が入り混じり、パウエルFRB議長の議会証言も、一定の織り込みで影響は出なかったが、午後になって、トランプ米大統領が「鉄鋼25%、アルミ10%の輸入関税の賦課を来週発表する」と保護貿易姿勢を強める姿勢を示したことで、NYダウが600ドル近い下落となり、リスク・オフの動きを強めて終了した。  ドル円は107.20から106.16まで下落、ユーロドルが1.2155から1.2273まで反発、ポンドドルは1.3712から1.3785まで値を戻した。クロス円では、ユーロ円が130.79から129.76、ポンド円が147.48から146.01、オージー円が83.18から82.13、NZD円が77.66から76.82、カナダ円が83.65から82.52まで売りに押された。