昨晩の海外0228

 昨晩の海外市場は、パウエルFRB議長の議会証言において「更なる漸進的利上げが、二大責務の目標達成に最善策」としたことで、ドルが全面高となった。米1月耐久財受注は予想を下回ったが、2月消費者信頼感指数や2月リッチモンド連銀製造業指数が市場予想を上回ったこともドルを支えたが、NYダウは。今年4回の利上げが実施されるとの思惑から300ドルを超える下落となったことで、円の下値を支えた。  ドル円は107.68まで上昇後売りに押され、ユーロドルは、独2月消費者物価指数・速報値が予想を下回ったこともあり1.2222まで下落後も軟調推移、ポンドドルも1.3858まで売りに押されたが、その後は反発的となった。  一方クロス円では、ユーロ円が131.30まで下落、ポンド円が149.81から148.84まで値を下げ、オージー円が83.72、NZD円が77.70、カナダ円が84.10まで売りの押された。