昨晩の海外0222

 昨晩の海外市場は、FOMC議事録の見方分かれたことで、ドルが上下する形となった。発表前は、議事録がタカ派となるとの期待感からのドル買いが優勢となったが、発表後今年3回の利上げ見通しは変わらないとの見方から、一時ドルに利食いが優勢となった。ただ、その後米10年物国債利回りが2.95%まで上昇したことで、ドルの買い戻しで引ける形となった。 その他米1月中古住宅販売件数は、予想を下回ったが、在庫不足が指摘されており、相場に悪影響は見えなかったが、NYダウは、一時の300ドル高からマイナス圏まで値を消した。  ドル円は107.90から107.29まで下落後再び高値を目指す動きとなり、、ユーロドルは1.2360まで上昇後1.2281の安値まで調整、弱めのPMIの悪影響は見えなかった。またポンドドルは、弱い英雇用統計を受けて1.3905まで下落後、ホールデンMPCE委員やテンレイロ委員のタカ派発言で、1.4010まで買い戻しが優勢となったが、その後上げ幅をほぼ失った。  一方クロス円は、ストレート通貨の動きに上下。ユーロ円は132.27から132.78、ポンド円は149.42から150.50で揉み合い、オージー円が84.01の日中安値まで値を下げ、NZD円は79.30から78.80まで下落、カナダ円は84.75から85.10のレンジに留まった。