昨晩の海外0213

 昨晩の海外市場は、総じて動意に薄い中、米予算教書を受けて、株価が550ドル近い反発となり、リスク回避の動きは高まらなかった。ただ、予算教書では、防衛費や国境の壁建設費などの影響で、財政赤字が従来の倍近い赤字となることが嫌気された。  ドル円は、108.44から米長期金利の上昇を受けて108.81まで反発したが、揉み合いの域を出ず、ユーロドルは1.2235まで下落後1.2298まで反発、ポンドドルは、対ユーロでの売りが圧迫して1.3877から1.3796まで値を下げた。  

 

 クロス円はまちまちの展開。ユーロ円が132.90から133.64まで反発も、ポンド円は150.83から149.67まで売りに押され、オージー円が84.76から85.36まで上昇の一方、NZD円は78.91から78.49、カナダ円は86.57から85.99まで売りに押された。