昨晩の海外市場は、総じてドルの巻き戻しが優勢。米12月のコアPCEデフレーターは、予想通りに留まり市場の反応は薄かった。 ドル円は、米長期金利の上昇が下支えとなり108.62から109.20まで反発、ユーロドルは、「ECBのタカ派のメンバーも、量的緩和縮小後の大規模な債券購入の減少を望んでいない」との報道を受けて1.2337まで売りに押され、ポンドドルも、バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官が、「ブレグジットの移行期間は、英国の貿易にとって有益か分からない」と発言したこともあり、1.4026まで下落した。 クロス円では、ユーロ円が134.33、ポンド円が152.82まで下落、オージー円は88.43まで買い戻しが優勢となったが、NZD円は79.94から79.62まで、対豪ドルの売りに押され、カナダ円は87.99から88.50まで買いが優勢となった。