昨晩の海外市場は、ドルが軟調な推移となった。米国の政治不安や米1月リッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったことで、米長期金利が低下したことなどが影響を与えている。 ユーロドルは、良好なユーロ圏1月消費者信頼感などもあり1.2306まで上昇、ポンドドルは、1.3916から1.4027まで値を上げたが、バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官が、「英はアイルランドとの解決策を依然として考える必要」と発言が伝わり、上値を抑えた。またドル円は、110.25まで下落後も安値圏でもみ合いを続けた。 クロス円では、ユーロ円が135.20まで下落後135.72まで反発、ポンド円は153.74から154.73まで値を戻し、オージー円が87.91から88.27、NZD円が80.75から81.23で推移、カナダ円は88.40から88.83で推移した。