昨晩の海外0112

 昨晩の海外市場は、12月14日開催分のECB議事録において、フォワード・ガイダンスの変更やインフレ圧力に対して言及があったこと、米12月生産者物価指数や週間新規失業保険申請件数が弱い内容となったことで、ユーロ中心にドル売りが優勢となった。ダドリーNY連銀総裁は、「段階的に利上げを継続することがメインシナリオ」と発言、NYダウが史上最高値を更新、米長期金利が低下したが、総じて影響は限られた。  ドル円は111.88の高値から111.04まで下落、ユーロドルは1.2059まで上昇、ポンドドルも1.35455で値を上げた。  クロス円では、ユーロ円が134.35、ポンド円は150.19まで下落後151.00で上下、オージー円が87.64までじり安、NZD円は80.35から80.72で上下、カナダ円は88.64まで売りに押された。