金曜日の海外

 金曜日の海外市場は、米9月消費者物価指数や小売売上高が、予想を下回ったことを受けてドル売りが優勢となるも、米10月ミシガン大消費者信頼感指数が、17年ぶりの高い水準となり、ドルの下値を支えた。  ドル円は、112.28から111.69まで一時下落もその後112円近辺に反発、ユーロドルは、1.1806から1.1875まで一時上昇も、ドラギECB総裁が「インフレは底を打ったものの、持続的な上昇トレンドとはなっていない」、「依然として量的緩和策は必要とされる」と述べたことが上値を抑え、ポンドドルも1.3338まで一時値を上げた。  クロス円では、ユーロ円は132.73から132.14まで売りに押され、ポンド円は149.26から148.46で上下、オセアニア通貨は強く、オージー円は88.32、NZD円が80.54まで上昇したが、カナダ円は89.38まで売りに押された。