昨晩の海外1201

 昨晩の海外市場は、ドルや円が軟調な推移となった。NYダイムズが「米政府がティラーソン米国務長官を更迭して、ポンペオCIA長官の起用を検討」との報道や伸び悩む米インフレ指標などがドル売りを誘った。ただ、その後WSJは、ケリー米大統領首席補佐官が、ティラーソン米国務長官の更迭計画を否定したと報じている。また、NYYダウは、米税制改革の上院での採決に対する期待感などから24327ドルまで高値を更新した。  ドル円は112.48から111.74まで下落後114.64まで再上昇、ユーロドルは、大連立の期待感や月末のフィキシングでの買いで1.1932まで上昇、ポンドドルは、EU当局者の話として、「離脱清算金を巡り非公式に合意した」との報道もあり1.3549まで買いが優勢となった。  クロス円では、ユーロ円が132.65から134.13、ポンド円は150.87から152.32まで上昇、オージー円が84.77から85.18、NZD円は76.73から77.03、カナダ円は86.81から87.30で推移した。