昨晩の海外1129

 昨晩の海外市場は、ドルの買い戻し優勢となった。米11月消費者信頼感指数が予想を上回ったことやNY株が高値を更新する展開となったことがドルを支えた。  ドル円は111.47の高値から北朝鮮のミサイル発射報道を受けて11.06まで下落後、米上院予算委員会で税制改革法案が承認されたことで111.64まで反発、ユーロドルは1.1920から1.1827まで下落、ポンドドルは、英国政府が離脱請求書の合意報道を否定したことで1.3222まで下落後、英国がEU離脱に伴う清算金で合意したとの報道で1.3388まで買い戻しが優勢となった。ただ、その後英国政府は、合意報道を否定している。  一方クロス円では、ユーロ円が131.72まで値を下げ、ポンド円は146.97の安値から149.29まで反発、オージー円は84.45から84.82まで若干買い優勢となったが、NZD円は77.27から76.88まで売りに押され、カナダ円は弱い加GDPや雇用統計を受けて86.75まで一時値を下げた。