昨晩の海外1117

 昨晩の海外市場の動向は、揉み合い気味の展開。米経済指標は、まちまちな結果となり、株価は堅調を保ったが、11月フィラデルフィア連銀製造業指数が市場予想や前月を下回ったことなどが嫌気された。 ドル円は113.33から112.74まで売りに押された後、米下院が共和党税制改革法案を可決したことを受けて113円台を回復、ユーロドルが1.1757まで下落、ポンドドルは1.3208の高値から調整も、カーニーBOE総裁が、「経済が見通し通りで推移するなら、今後数年で数回の利上げを行うだろう」と発言したことが下支えとなった。クロス円では、ユーロ円が133.45から132.76、ポンド円は149.46から148.71、オージー円が86.02から85.63、NZD円は77.63から77.31まで一時売り押され、カナダ円は、加9月製造業出荷が予想を上回ったが、88.79から88.43での推移に留まった。