昨晩の海外1110

 昨晩の海外市場は、株価の急落を受けたリスク回避的な動きも一服となった。米上院の税制改革法案では、法人税減税を2019年に先送り、オバマケアで定められている個人の保険加入義務付けを廃止する案は盛り込まれないことが示された。ただ、未だあくまで案であり、今後の採決の動向が焦点となる。  ドル円は113.09まで下落、ユーロドルは、欧州連合がユーロ圏の経済成長見通しを引き上げたことで1.1590から1.1655まで反発、ポンドドルは、メイ政権の政治リスクへの警戒感で1.3085まで下落後1.3166まで小反発した。  一方クロス円では、ユーロ円が131.52まで下落後132.23まで反発、ポンド円が148.45まで一時値を下げ、オージー円が86.78、NZD円が78.71まで売りに押され、カナダ円は89.08から89.53で上下した。