昨晩の海外

米経済指標は予想通りで影響は少なかったが、トランプ陣営の選対幹部マナフォート氏が、資金洗浄や共謀罪で訴追されたこと、トランプ政権の法人税減税が5年間の段階的導入になるとの観測や次期FRB議長に、パウエル理事が指名されるとの憶測などで、米株が軟調な展開、米長期金利の低下がドル売りを誘った。  ドル円は113.03まで下落も113円に控える買いオーダーに下げ渋った。ユーロドルは、スペイン政府がカタルーニャ州を平和裏に掌握し、プチデモン・カタルーニャ州前首相が亡命のため出国したとの報道を受けて1.1658まで反発、ポンドドルは、英MPCを控えて1.3215まで買いが優勢となった。  クロス円では、ユーロ円が131.46、ポンド円が148.92、オージー円が86.78、NZD円が77.67、カナダ円が88.05まで売りに押された。